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普段は上池袋2丁目でお持ち帰り専門の小さなお弁当屋を営んでいます。お店を続けるうちにお客さま同士の会話が増え、「みんなでおしゃべりをしながら食事ができる場所を、地元の上池袋につくりたい」と思うようになりました。そんな中、区の補助金制度を知り、地元企業の協力のもと誰でも食堂を始めました。食堂を運営する中で、人との交流は心の元気につながることを実感。「誰でも気軽に来て、新鮮な食材を使った季節を感じるご飯を楽しんでほしい」という想いが徐々に伝わり、今では多くの方が足を運んでくれるにぎやかな食堂になりました。75歳になる母も旧友と共に食堂のボランティアとして活躍しています。参加する皆さんの笑顔を見るとうれしく思い、やりがいを感じます。この食堂から、としまの暮らしをより明るくしていきたいです。018電話で各食堂実施団体へ申込み。各食堂の詳細は2次元コード参照。9生活支援体制整備グループ☎03-4566-2435地域の高齢者が集まって食事をし、交流を深められる場です。区では、高齢者の孤食や低栄養状態の防止を目的に、令和5年度より本事業を開始。地域住民、企業、行政などが協力しながら運営しています。高齢者の皆さんがいつまでも元気に生活し続けられるよう、地域の人とつながれる場の創出や、日々の困りごとに寄り添う多様なサービスの展開に取り組んでいます。としまのまちには、高齢者の皆さんが気軽に交流できる場が数多くあります。食事や運動、学びを通して人とふれあい、心と体の健康づくりに一緒に取り組んでいきましょう。上池袋2丁目で弁当屋を営む田鍋さんが運営する誰でも食堂。マテックス株式会社が運営するオープンスペース「HIRAKU 01 IKEBUKURO SOCIAL DESIGN LIBRARY」を借り、毎月第2水曜日に開催。1食300円の手作り弁当を会場で食べられます。区民と企業の協力で生まれた、高齢者のための憩いの場です。区民ひろばでこの食堂を知り、はじめは1人で参加しました。季節の食材を使ったメニューが本当においしくて、翌月からは町会の仲間を誘うようになりました。普段は1人で食事をすることが多いので、友人と会話を楽しみながら食事ができる場を提供してもらえるのはとてもありがたいです。今後もこのように元気をもらえて、気軽に参加できる場が増えてほしいです。また、「交流したい」と思う方にはぜひ参加してほしいですね。皆さんにしっかりと情報が届き、誰でも食堂が区内に住む高齢者の日々の活力になっていけばうれしいです。PICKUP2広報としま 令和7年(2025年)6月1日号 No.2101
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