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タイマイ(ウミガメ)の甲羅を加工する工芸品。江戸時代に材料を張り合わせる技術が伝わったことで、複雑な形状・模様の品物へと加工できるようになり、眼鏡や櫛などの日用品として発展した。区内の工芸士宮本 拓哉えど こう東南アジアに生息するラタン(籐)を原材料とし、曲げ・巻き・編みの技法で制作。江戸時代には籠や家具など身近な日用品として親しまれながら、職人により繊細な芸術へと昇華され、現在も受け継がれている。区内の工芸士尾﨑 英幸とうきょうとうこうげい江戸時代に創始。時代によって構図、模様、彩色などが変化しながらも、技法は変わらずに約300年間継承されている。構図から下絵、仕上げに至るまで、1人の作家によって仕上げられることが特徴。区内の工芸士上田 隼人、上原 實、大久保 紀保、坂原 栄とうきょうてがきゆうぜん持ち運びしやすい灯りとして江戸時代に普及。竹ひごを幾重にも重ね、表面がでこぼこした丸い形状の提灯に、手描きで様々な文字、家紋、デザインを自在に描く繊細な技こそが最大の魅力。区内の工芸士瀧澤 光雄、早川 福男えどちょうちん町人文化が花開いた元禄期頃に発展し、細工職人によって日本固有の小芸術品として広まった。手のひらサイズの装飾品で、着物の帯に小袋や印籠などの提げ物を付けるときの留め具として使用される。区内の工芸士野﨑 将道(準会員)いんろうえどねつけ金属の表面を鏨という道具で彫刻し、複雑で美しい装飾を施す、古来からある技法。彫金は従来武家のものだったが、江戸後期に町人向けの「町彫り」が現れたことで発展した。区内の工芸士清水 貴政たがねとうきょうちょうきん139商工政策グループ☎03-4566-2747 作品について…各工芸士へ※次頁2次元コード参照。豊島区には、江戸時代や明治時代から受け継がれてきた伝統工芸の文化と技術が、今なお息づいています。職人たちの匠の技が、精巧で魅力ある工芸品を生み出します。特集2広報としま 令和8年(2026年)2月1日号 No.2117
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